「少(わか)くして学ばば、壮にして為すあり。
壮にして学ばば老いて衰えず、老いて学ばば死して朽ちず。 」
という佐藤一斎 (江戸後期の儒学者)が『言志四録』で述べている有名な言葉で始まる
『禅と合気道』という本があります。著者は仏教学者の鎌田茂雄さん (2001年74歳で没)と天道流合気道管長の清水健二さん(今年64歳)です。ぼくはこの本を三冊買いました。二冊は誰かにあげたのですが、今、1989年に買ったのが手元にあります。今は絶版になっていて、本屋さんではなかなか手に入りません。古本屋さんでは800円〜2000円で出ていると思います。とても面白い本です。
意味: 青年時代、一生懸命に勉強すれば、壮年になって何かをなすことができる。壮年になってさらに学問をすれば、老いてなお衰えることがない。老いてもなお学ぶならばその名は朽ちることなく、不滅の業績をこの世に残すことができる。
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